10月になり日に日に寒さが増してますね。あっという間に冬がきそうですね。
今日はクリニックでの診療後、仙台市急患センターの内科の当番にあたっていて23時過ぎまでの勤務です。
まだインフルエンザの流行は始まっていませんが、どのような患者さんが受診されるのでしょうか?
心療内科の外来にのどのつまり感や違和感で受診される患者さんは少なくありません。
できものができているのではと心配になって内科や耳鼻科で内視鏡検査を受けても異常は見つからず、逆流性食道炎を疑われて胃酸を抑える薬を処方されても良くならず、重度の貧血もなく(貧血もひどくなるとのどが詰まってしまう場合もあるのですよ!)、結局原因不明で心療内科にいらっしゃいます。
このような病態は咽頭神経症と言われたり、昔(ヒポクラテスの時代)からはヒステリー球とも呼ばれています。今風にいうと身体表現性障害の咽頭部に生ずる症状です。
何か不満があったり、納得できない事があっても言葉に出さず、相手に伝えず、波風を立てたくなくて自分が我慢してやれば良いんだという頑張り屋さんに起こりやすい症状です。言葉に出せないのでのど辺りに言いたい気持ちがつっかかってしまうのです。
上手に相手に伝えることってとても大切なんですよ
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