身体と心のお悩みについて

専門的な精神科への受診をお勧めする疾患

以下のお悩みについては、専門性の高い病院やクリニックで治療を受けられることをお勧めしており、当院での診療は行っておりません。

  • 統合失調症
  • 身体症状のない うつ病
  • 人格障害
  • アルコール依存症
  • 薬物依存症
  • 睡眠障害
  • 脱法ハーブによる各種症状

統合失調症

病気の概要

「見られている」「聞かれている」といった被害妄想や、何もなくても「見える」「聞こえる」といった幻覚が現れる病気です。場合によっては自分の部屋に一人でいる時にも、誰かに見張られていたり、悪口を言われていたりする感覚を覚えることがありますので、早めに精神科での治療を受けることが重要です。

治療方法

被害妄想や幻覚を抑えるお薬を使用し、同時にカウンセリングや生活技能訓練などによって不安感を解消していきます。統合失調症の方は、学校では一学年に一人くらいはいると言われています。何となくの不安を感じることがありましたら、精神科受診をおすすめします。

人格障害

病気の概要

人格障害は、精神的な苦痛や身体的な機能障害をもたらす病気で、いくつかの種類に分類することができます。特に多いのが、他人に見捨てられるのを極度に恐れたり、自分の存在価値を否定したりする症状です。人格障害は、自覚症状によって自分が人格障害であることを認識することは多くなく、様々な症状や他の病気の治療を行っている中で発見されることがほとんどです。

治療方法

精神的な不安要素を取り除くために抗鬱剤・抗不安薬などを使用し、併せて精神療法も行っていきます。治療は長期に渡ることが多く、精神科受診をお勧めします。

社会不安障害

病気の概要

人と話す時に過度に緊張してしまったり、人前で発表する時に動悸や震えが起きたりする病気です。強い不安感や恐怖感が原因で、それを避けるために社会生活に支障が出ることもあります。

治療方法

お薬を使って症状を抑えることで社会復帰を目指し、同時にカウンセリングで不安を感じにくい精神状態を作っていきます。脳内のホルモンの作用が原因になっていることもありますので、まずはそういった原因を解明し、適切な治療を行うことが重要です。

適応障害

病気の概要

職場が変わった、結婚した、姑との同居を始めたなど、社会的な環境の変化に上手く適応できず、身体的にも精神的にも様々な症状が現れる病気です。

治療方法

精神療法や薬物療法を用いて、原因となっているストレスを緩和したり、症状を抑えたりする治療を行います。適応障害は、早期に適切な治療を受ければ、比較的回復しやすい疾患です。逆に、治療が遅れると、うつ病やアルコール依存症などを併発してしまうことがあるため、少しでも不安のある方は、早めに診察を受けるようにしましょう。

機能性ディスペプシア

病気の概要

機能性ディスペプシアは、潰瘍や癌などの分かりやすい異常がないにもかかわらず、胃の痛み、胃もたれ、満腹感などの症状が現れる病気です。胃の機能に問題がある場合もありますが、胃は正常で精神的な原因でこれらの症状が現れていることもあります。日本人の25%はこの病気に罹っているとも言われています。

治療方法

まずは内視鏡で胃に潰瘍がないかどうかを調べ、胃の運動を促し、食べ物を排出させるのを助けるお薬を処方します。こういった身体の機能を改善するアプローチと平行して、精神的な原因がないかどうかを診断し、必要に応じて安定剤の処方やストレスを緩和する心理療法などを行っていきます。

過敏性腸症候群

病気の概要

過敏性腸症候群(IBS)は、お腹の調子が悪くなる症状を繰り返す病気で、「下痢型」「便秘型」「交代型(交代性便通異常)」に分類されます。脳と腸は密接に結びついているため、ストレスの多い現代社会では特に急増している病気の一つです。

治療方法

薬物療法で腸の働きを整えたり、食事療法で便秘や下痢の原因となるものを避けたりしながら、症状に合ったお薬も使用して改善していきます。必要に応じて心理療法も行います。年齢を重ねると便が出る頻度が落ち、この「病気」なのか「老化によるもの」なのか、もしくは「癌などの器質的な病気」があるのか分からないという方も多いようですので、一度検査を受けておくようにしましょう。

身体表現性障害

病気の概要

会社や学校に行こうとすると、動悸・吐き気・えずき・過呼吸・めまいなどによって行けなくなってしまう病気で、本当は脳と身体が拒否しているサインとしてこれらの症状が現れます。一つの症状がなくなっても、また別の症状が出てくることがあり、根本的な原因を取り除いていくことが重要です。

治療方法

ストレスの原因を明確にし、そのストレスの発生源をなくしたり、もしくは同じ状況でもストレスを感じにくくする治療を行ったりしていきます。ただし、身体的な疾患の可能性もあるので精神的な原因であると決めつけず、心と身体の両面からアプローチしていく必要があります。

パニック障害

病気の概要

パニック障害は、不安障害の一種で、満員電車やエレベーターなど、特定の場面で動悸・息苦しさ・吐き気・尿意などの発作が起きる病気です。病院に行って身体の検査をしても異常が見つからないが、再び同じ場面になると同じような症状が発生し、そのうち出かけることを避けてしまったりするようになります。適切な治療を受けないと鬱に発展してしまうことも多いため、身体に異常がなくても、心療内科にかかるようにしましょう。

治療方法

パニック障害には効き目が高いお薬がいくつかあり、まずはお薬を使いながら日常生活ができる状態に戻します。そして、お薬を飲んだ状態で発作を起こさずに電車に乗ったりすることで、少しずつ症状が起きないようにしていきます。完治したと思っていても、同じ場面になると再び発作が起きてしまうこともあるため、焦らずに徐々に治療を進めていくようにしましょう。

身体症状のある うつ病

病気の概要

うつ病には、気分の落ち込み、意欲の低下、不眠、自分を責める気持ちが出現し症状がすすむと、酷い場合は「死にたい」「消えたい」といったことを考え、実際に自殺を試みることもあります。また、心だけでなく身体の不調も発生し、食欲や睡眠にまで影響を及ぼすことがあります。

治療方法

うつ病で最も大事なことは、きちんと休養を取って、身体的にも精神的にも無理をしないことです。そして、精神療法などのアプローチもしながら、必要に応じて薬を処方します。他の病気だと思って診察を受けたところ、実はうつ病が原因であったことが分かるということもあります。身体や心に何か異変がありましたら、早めに診察を受けるようにしましょう。

適応障害

病気の概要

職場が変わった、結婚した、姑との同居を始めたなど、社会的な環境の変化に上手く適応できず、身体的にも精神的にも様々な症状が現れる病気です。

治療方法

精神療法や薬物療法を用いて、原因となっているストレスを緩和したり、症状を抑えたりする治療を行います。適応障害は、早期に適切な治療を受ければ、比較的回復しやすい疾患です。逆に、治療が遅れると、うつ病やアルコール依存症などを併発してしまうことがあるため、少しでも不安のある方は、早めに診察を受けるようにしましょう。

摂食障害

病気の概要

主に拒食症・過食症の総称で、極端な食事制限及び過度な食事の摂取により、健康に様々な問題が引き起こされる。人間関係による心理的ストレス、社会適応性の未発達、コミュニケーションの不全などに対する耐性不足が原因とされている。

治療方法

【過食症】
過食の原因となっているのが「幼少期からの愛情の欠如」「対人恐怖」「コンプレックス」「ストレス」などの、『精神的な問題』です。ただ、拒食症のような深刻な低栄養状態になるケースは多くはありません。しっかり通院して治療を受ければ治ります。通院治療の場合には、まず「精神療法」が行われます。患者さまの体質・症状に応じて的確な治療法を行います。しかし、「大食の衝動が強く制御不能な場合」「自殺願望がある場合」「アルコール依存、薬物依存がある場合」、また「下剤・利尿薬などの濫用が見られる場合」は、入院による治療を必要となります。過食症は、適切な治療で改善が見込めます。最後まで根気よく治療を続けましょう。

 

【拒食症】
拒食症の場合、低栄養状態に陥っているケースがほとんどです。まずは、その症状を改善させます。体重減少が著しく、血液検査で異常の程度が大きい場合は緊急入院が必要となります。拒食症になると、胃腸も萎縮してしまっているので、急に通常の食事とるのは身体に急激な負担をかけてしまいます。摂取カロリー・食事の回数など、無理のない栄養補給をして行きましょう。栄養状態が回復すると、身体的な症状は改善します。しかし、中には退院後に、拒食症が再発する場合も少なくありません。そうならないよう『心のケア』も重要になります。

ニコチン依存症(禁煙治療)

病気の概要

「やめようと思えばいつでもやめられる」そう気軽に喫煙を始め、気付けばタバコが生活の一部になってしまう。禁煙を試みてもやめられない。それはタバコに含まれるニコチンは麻薬に匹敵するほどの強い依存性を持っているからです。現在では、「喫煙する習慣の本質」=「ニコチン依存症」という、一種の病気であると診断されています。

治療方法

初めに喫煙状況などを把握します。状況に応じて、健康保険等での治療が可能か検査します。健康保険等を使用した禁煙治療では、12週間で5回を目安に診察を受けます。診察では、禁煙補助薬の処方をします。また、息に含まれる一酸化炭素濃度を測定し、必要に応じてアドバイスをして行きます。一人で禁煙することは大変かと思いますが、通院し正しい治療をすれば、楽に禁煙できます。
tel:022-217-0855